帰化申請に必要な書類の一つに、「帰化の動機書」があります。
これは、「なぜ日本に帰化したいのか?」という帰化の動機を、
具体的に自分の言葉でアピールするものです。
帰化動機書作成の注意点
帰化の動機書は、原則として「帰化申請者本人の自筆」で書かれている必要があります。(※)
帰化動機書に決まった書式はありませんが、
基本的にワープロやパソコンで作成する事は認められていません。
自筆で動機書を記述し、さらにこの動機書を面接官の前で読み上げることで
、帰化の動機の確認だけでなく、「申請者の日本語能力の審査」も兼ねているのです。
日本語を不得意とする申請者にとって、
もっともクリアするのが難しいのがこの帰化動機書の作成になります。
もちろん高度な日本語能力は求められませんが、
最低でも小学校3~4年生程度の読み書きレベルに達している必要があります。
また、帰化動機書の作成に不安を持たれる方には、
専門家の原稿作成代行やアドバイスなどのサービスもあります。
当事務所でも帰化専門のチームがご相談を承りますので、お気軽にご連絡くださいませ。
※60歳以上の人は動機書の代筆が認められています。
動機書の書き方
帰化動機書を書く際には、字数・書式などの制限はありません。
また、字が上手でなくても構いませんし、ひらがなやカタカナで記述しても構いません。
下記のポイントを踏まえた動機を、日本語を使用して、
ご自身の率直な言葉で書き綴ってみてください。
ご自身の生い立ち
渡日に至った経緯・動機
日本での生活に対する感想
本国に対する思い
今までに行った又は今後行いたい社会貢献等
帰化動機書が不要な場合
15歳未満のお子様や、特別永住者は帰化動機書の提出が不要です。
以前は特別永住者も帰化動機書の提出を求められていましたが、
平成12年度に行われた緩和措置により、動機書の提出・読み上げが免除されることとなりました。
帰化動機書が不要となった事により、特別永住者の帰化申請も年々増加しています。
慣れない言葉で帰化動機書を綴る事に、ご不安なお客様もいらっしゃるでしょう。
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