日本に帰化する際に忘れてはならないポイントの一つが、
帰化後に日本人として名乗る日本名の決定です。
名前は自分で自由に決める事ができますが、
基本的には漢字を使用する名前にすることが求められます。
日本に帰化したスポーツ選手の例で見てみると、
元サッカー選手のラモス瑠偉氏や
ラクビー選手のルアタンギ・侍バツベイ選手など
自分の名前を当て字にしたり、
日本らしい漢字を使用したり…と、こだわってつけていることが分かりますね。
ただ、1点注意すべきポイントが有ります。
それは、使える漢字が限られているということです。
学校で習う範囲の漢字や、人名漢字として決められているものしか名前には使えません。
韓国人の方など、通称名を名前にされることも多いですが、
使用できない漢字だったので慌てて他を考えた…というお話もよく伺います。
法務局で名前の漢字を確認することもできますが、
これからの人生に関わる大切な名前なので、
自分で辞典をを確認しながら、ゆっくり決めるのも大切だと思います。